気管支喘息の原因と治療法
気管支喘息の症状
気管支喘息の発作時の症状は呼吸困難、喘鳴、顔面蒼白などで、重いときはチアノーゼを伴い、白血球の働きによる遅発型反応が現れることもあります。好酸球主体の遅発型反応は、IgE抗体とマスト細胞の働きによる反応に比べて、より深刻な症状を引き起こします。
気管支喘息の原因
気管支喘息の原因は、ごみ、ダニ、カビや花粉、ソバがら、モミがら、コンニャク粉、木材粉、動物の羽や毛、薬剤、また子供では牛乳や卵などの食物など多くのものがあり、それぞれに接してすぐ(10〜20分)発作の起こるものと、数時間後に起こってくるものがあります。
気管支喘息の治療法
自分で歩ける程度の軽い発作では、交感神経刺激薬(イソプロテレノール、オルシプレナリン)の吸入を20〜30分に2〜3回繰り返し、横にもなれないようなら酸素吸入を行い、副賢皮質ステロイド薬(メチルプレドニゾロン)の吸入や、テオフィリンや抗アレルギー薬を服用して治療します。発作がさらにひどく、毎日起こるようならステロイドを増量します。喘息の発作は、気管支筋が痙攣を起こして、吸った息を吐くのに苦しみますが、これらの薬は、この筋の痙攣を除く作用を持っています。
気管支喘息の予防法
気管支喘息という病気は一元的な原因で起こるものではなく、なかなか治りにくい病気であり、体質と過敏症に関係の深い病気であるので、アレルギーのきっかけを予防し、風邪を引かないようにすると同時に、過敏症を起こすような原因を除き、呼吸困難の発作と発作の間にも、継続的に治療して発作を予防することが必要です。
気管支喘息の皆さんへ
このページは、気管支喘息に苦しむ人に情報提供するために作りました。このページからリンクした情報が少しでも役に立てば幸いです。是非、ご覧ください。
参考資料、引用文献
アレルギー(岡村友之、ナツメ社、2000)
家庭の医学(時事通信社)
薬科学大辞典(廣川書店、2001)
ホームページURL集
研究
- ziritu.htm
気道過敏症と自律神経、自律神経調節機構と神経ペプタイドの関わりについて最近の知見をまじえて、とても分かりやすく概説してあります。
- アレルギー疾患臨床研究の動向1-3
気管支喘息や花粉症に代表されるアレルギー疾患の長期管理にあたっては局所ステロイド薬やいわゆる抗アレルギー薬が汎用されるが,これらの薬剤にかかわる臨床研究の動向を分かりやすく述べています。
- 気管支喘息の現状
気管支喘息の現状や症状、喘息患者診察のポイントや重症度判定、家庭でも喘息発作を診断できる所見などが載っています。また、喘息治療のポイントも載っています。
- 気管支喘息の話
気管支喘息の原因としての吸入性アレルゲンや特殊喘息について述べられています。また、小児気管支喘息の予後などについても述べられています。
- 小児気管支喘息の発作の程度、重症度、予後判定基準
小児喘息の発作の程度、重症度、予後(転帰)の判定基準について述べられています。
- 総説 気管支喘息の遺伝子
気管支喘息の病態定義の変遷、気管支喘息と遺伝、気管支喘息の背景因子と遺伝との関係、気管支喘息の各背景因子への遺伝の関与などについて述べています。
病気の説明
診療
- 気管支喘息
気管支喘息が疑われた入院患者の検査のフローチャートや気管支喘息の診断に必要な検査などを図や表を用いて分かりやすく述べています。
治療
- 気管支喘息 asthma
気管支喘息の概念や病型、診察手順などを分かりやすく述べています。また、気管支喘息の治療薬などについても述べています。
- 気管支喘息とアレルギー
気管支喘息とアレルギーの関係や治療法を分かりやすく説明してあります。また、日常生活での注意点や予防接種についても触れています。
- 気管支喘息とは?
気管支喘息の症状、特徴、治療法、治療薬などについて分かりやすく述べています。また、写真を載せているのがとても良いです。
- 気管支喘息の診断
気管支喘息の定義や診断などが載っています。また、自覚症状と他覚所見のポイントなども載せられていて、とても分かりやすいです。
- 子供のアレルギー疾患〜気管支喘息とアトピー性皮膚炎〜
子供の気管支喘息、気管支喘息の診断、病気の重症度、原因、発作を起こしたときの治療法などについて述べられています。
Copyright (C) 2003 Yoshikazu Sato. All rights reserved.
このページは1年次講義「情報リテラシーT」のカリキュラムの中で作成したものです。
本サイトが提供する医療情報の内容が必ずしも常に正しく、全てのものが有効とは限りません。
また、ここに掲げる医療情報の利用は利用者各自の判断により行ってください。