気管支喘息の原因と治療法
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平成15年4月24日
東京薬科大学 佐藤慶和

気管支喘息の症状

 

気管支喘息の発作時の症状は呼吸困難、喘鳴、顔面蒼白などで、重いときはチアノーゼを伴い、白血球の働きによる遅発型反応が現れることもあります。好酸球主体の遅発型反応は、IgE抗体とマスト細胞の働きによる反応に比べて、より深刻な症状を引き起こします。

気管支喘息の原因

 

気管支喘息の原因は、ごみ、ダニ、カビや花粉、ソバがら、モミがら、コンニャク粉、木材粉、動物の羽や毛、薬剤、また子供では牛乳や卵などの食物など多くのものがあり、それぞれに接してすぐ(10〜20分)発作の起こるものと、数時間後に起こってくるものがあります。

気管支喘息の治療法

 

自分で歩ける程度の軽い発作では、交感神経刺激薬(イソプロテレノール、オルシプレナリン)の吸入を20〜30分に2〜3回繰り返し、横にもなれないようなら酸素吸入を行い、副賢皮質ステロイド薬(メチルプレドニゾロン)の吸入や、テオフィリンや抗アレルギー薬を服用して治療します。発作がさらにひどく、毎日起こるようならステロイドを増量します。喘息の発作は、気管支筋が痙攣を起こして、吸った息を吐くのに苦しみますが、これらの薬は、この筋の痙攣を除く作用を持っています。

気管支喘息の予防法

 

気管支喘息という病気は一元的な原因で起こるものではなく、なかなか治りにくい病気であり、体質と過敏症に関係の深い病気であるので、アレルギーのきっかけを予防し、風邪を引かないようにすると同時に、過敏症を起こすような原因を除き、呼吸困難の発作と発作の間にも、継続的に治療して発作を予防することが必要です。

気管支喘息の皆さんへ

 

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参考資料、引用文献

アレルギー(岡村友之、ナツメ社、2000) 家庭の医学(時事通信社) 薬科学大辞典(廣川書店、2001)

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